
中古一戸建てを購入する際には、物件価格以外にも多くの費用が発生します。
それぞれの費用を正しく理解し、あらかじめ準備しておくことが大切です。
本記事では、中古一戸建て購入にかかる費用の全体像について解説いたします。
中古一戸建て購入時にかかる物件の購入費用
中古一戸建てを購入する際、最初に支払うのが手付金です。
手付金は、売買契約時に支払うもので、通常は物件価格の5~10%程度が相場とされています。
契約解除の際には、手付金が没収されたり返還義務が生じる場合があるため、契約内容をよく確認しておくことが大切です。
その後、物件の引き渡し直前に残代金を支払います。
この残代金は、物件価格から手付金を差し引いた金額で、自己資金や住宅ローンでまかないます。
また、引き渡しまでの期間は通常1~2か月で、この間に住宅ローンの審査や登記の準備を進めていく流れです。
なお、物件購入費用はこのように2段階で支払うことになるため、資金の管理とスケジュール調整が大切です。
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中古一戸建て購入時にかかる初期費用や諸費用
物件価格と別にかかる初期費用や諸費用は、全体で物件価格の6~9%ほどが目安です。
具体的には、印紙税や登録免許税、不動産取得税、仲介手数料、登記費用、火災・地震保険料、固定資産税の清算金などがあります。
また、住宅ローンを利用する場合は、融資手数料などの費用も含まれます。
これらの諸費用は、住宅ローンに組み込めないケースも多く、現金での支払いが求められるため注意が必要です。
さらに、中古物件の場合は、購入後にリフォームが必要になるケースも少なくありません。
リフォーム費用は、内容によって異なり、外装や水回りの改修などで費用が増えることもあります。
そのため、物件価格だけでなく、こうした付随費用も含めたトータルコストを意識することが大切です。
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中古一戸建て購入時にかかる住宅ローンの諸費用
住宅ローンを利用する場合、借入時にはさまざまな諸費用が発生します。
代表的なものとして、契約書に貼付する印紙税や金融機関に支払う融資事務手数料があります。
また、保証料が必要な場合もあり、これは借入金額に応じて金額が変動する仕組みです。
住宅ローンの種類によっては、団体信用生命保険の保険料が別途発生することもあります。
登記手続きに関しては、司法書士への依頼が必要となり、その報酬も必要経費として加算されます。
さらに、ペアローンを利用する場合は、契約や登記が2人分必要になるため、印紙税や司法書士報酬が倍になる可能性があることに注意しましょう。
これらの費用は、すべて引き渡し時までに準備しておく必要があるため、資金計画をしっかり立てておきましょう。
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まとめ
物件購入費用は、契約時の手付金と引き渡し時の残代金に分かれており、事前の準備が欠かせません。
初期費用としては、税金や仲介手数料、保険料、リフォーム費など、物件価格とは別に多くの現金が必要です。
住宅ローンを利用する際は、契約関連費用や保証料、司法書士報酬などの費用も見込んでおくことが大切です。
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